前々から気になっていた自動売買、トライオートETFを始めます!
- コロナショックの影響で、価格が下がっている
- 上昇指数なので、回復により利益が出そう
- ETFの自動売買が面白そう
- 個人的にインカムよりキャピタルゲインの方が楽しい
- もっと他のチャートを収入源にしたい
以上から、運用を決めました。
タイミング的にコロナショックでの下落が大きいです(笑)
ハイテク株の上昇指数なので、価格が下の方で始めた方が明らかに有利!
現在、トラリピで外国為替(8通貨ペア)を運用していますが
トライオートではETFを運用します!
この記事の設定では、1ブロック(10口)を約20万円から運用可能です。
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トライオートETFとは
トライオートETFとは、インヴァスト証券が提供している
ETFの自動売買ツールです。
インヴァスト証券の口座を持っていれば、誰でも無料で利用できます!
自動売買なので、現在メインで運用しているトラリピみたいです!
トラリピは外国為替ですが、トライオートETFはETFを自動で売買します。

インヴァスト証券:トライオートの紹介動画はコチラです↓
動画時間:1分38秒
音が出ますので、音量にご注意ください。
ETFってなに?
ETF、ETFって言うけど、そもそもETFって何でしょうか?
自分も運用を機に調べるまで、よくわかっていませんでした。
ETFとは、上場投資信託の略です。
「Exchange Traded Funds」の頭文字をとって、ETFと呼ばれています。
上場投資信託とは、特定の指数の動きに連動するような運用成果を目指し
東京証券取引所や金融商品取引所に上昇している投資信託です。
特定の指数とは
日経平均株価(日経225)や東証株価指数(TOPIX)
NYダウや、NASDAQ、S&P500指数などなど
様々な指数があります。
更にETFは、株価指数だけでなく、REIT、債券、商品の指数にも投資が可能です。
(例:東正REIT指数、日本国債*年、原油、コーンなど)
インヴァスト証券:そもそもETFってなんですか?解説動画はコチラ↓
動画時間:2分57秒
音が出ますので、音量にご注意ください。
これで、あなたも日本国内の6%に入りましたね!
(ETFの知名度は、日本国内で6%程。動画参照)
取引時間
ETFの取引時間は、24時間動いている為替とは異なります。
トライオートETFで扱うETFは、日本銘柄と米国銘柄ですので
以下が取引時間です。
- 日本銘柄
9:05~11:25、お昼休み、12:35~14:55 - 米国銘柄
23:35~翌5:55(サマータイム時:22:35~翌4:55)
※取引所の取引時間より開始は5分遅く、終了は5分早くなります。
※取引所の祝日等は取引休止や取引時間が短縮されます。
※米国サマータイム期間は、3月第2月曜日から11月第1日曜日となります。
今回、運用するのはナスダック100トリプル(米国銘柄)なので
稼働する時間は、深夜です。
ナスダック100とは
今回、運用するETFはナスダック100トリプルという商品です。
(ティッカーシンボル:TQQQ)
ナスダック100とは、ナスダック(NASDAQ)に上場している企業の内
金融株を除いた、上位100銘柄に絞った指数です。
ナスダックは主に、ハイテク関連企業で構成されており
代表的な物では
GoogleやAmazon、Facebook、Apple、Microsoftがあります。
ナスダック総合指数は3,000以上の銘柄を時価総額加重平均で算出した指数ですが
ナスダック100指数は時価総額上位100銘柄の時価総額加重平均なので
比較的値動きが大きいのが特徴です。
(カッコよく言うと、ボラティリティが大きい!)
トリプルってどういうこと?
今回、運用するETFはナスダック100トリプルという商品・・・
(ティッカーシンボル:TQQQ)
トリプルとは、ナスダック100指数の3倍多く動くレバレッジ型商品です。
ただでさえボラが大きいのに、更に大きくしてみました!って感じ
3倍多く動く分、ハイリスクハイリターンですが
まさに自動売買向きの金融商品ですね!
チャートを比較すると以下のようになります。


TradingView比較(%)
2019年と2020年で比較すると、値動きの大きさがわかりますね。
このように値動きが大きい商品は自動売買との相性が抜群です!
運用設定
運用はセレクトではなく、ビルダーで作成します。
設定は単純で、”1”刻みで罠を仕掛けていくだけ!
ただ、一気に注文するのではなく、ブロックに分けて注文します。





なぜ、ブロック毎に分けるのかというと
稼働ブロックを一括操作する為です。
ナスダック100トリプル(米国銘柄)の取引時間は深夜なので
マーケットが動いている時間は大体寝ています。
寝ている間に暴落があると、何の対応も出来ずにロスカットする可能性があるので
稼働するブロックを制限していこうと考えています。
(ロスカットレートと相談:ETF用シミュレーター)
理想はナスダック100トリプルの価格が0になっても
ロスカットしないように運用していきたいですが
20~10の間だったら、大丈夫じゃないかなー(楽観視)
上昇指数なので、20や10を下回ることはそうそうないと思いたいですが
万が一のことがあるので、セーフティ機能みたいな感じです。
利益幅
設定利益幅:4.0
(分割後も変わらず)
今までは
利益幅を過去チャートから1日の変動幅(ATR)で算出しました。
(1日の変動幅:ATRとは?)
Investing.com:TQQQヒストリカルデータ参考
コロナショックで大きく動いたので、
2020年では7.01ですが
それ以前だと以下になります。
- 2019年:2.30
- 2018年:2.85
- 2017年:0.91
とりあえず、2019年と2020年の平均を利益幅としていました。
- 設定利益幅:4.0
(2.30+7.01)÷2=4.65
ですが、分割を機に本当にATRでいいのかな?と思い
今度は1日の変動率(%)で算出してみました。
TQQQはQQQの3倍の変動率で動く銘柄です。
QQQが5ドル動いたから、TQQQは15ドル動くってものじゃなく
QQQが1%動いたら、TQQQは3%動きます。
同じ3%でも動く値幅はレートに依存するので
分割前と後では同じ3%でも大きく変わります。
そうなるとTQQQに対してATRって本当に有効なの?
31.805~72.355で動いていた2018年と
35.135~181.15で動いていた2020年
1日の変動率を比較すると
- 2018年:5.1285%
- 2020年:6.6319%
ATRに直すと
- 2018年:2.85
- 2020年:7.01
深く考えずにATRでの利幅設定を採用しましたが
これは・・・変動率からの算出に変更やで!
2017年~2020年の平均変動率を出すと4.3771%でした。
2021年1月21日は1:2分割なので
おそらく100ドル付近になると考えられます。
100ドル付近で平均変動率を合わせると、4.377ドル
結局、設定利益幅は4.0を継続することにしますww
長ったらしく書いて結局ATRと同じ利幅かよ・・・
なんて思いますが、レート依存する変動率なので
もし3分割で約60ドルだったと仮定すると2.6だし
今後上昇してTQQQレートが
- 114ドルを超えたら5ドル
- 137ドルを超えたら6ドル
- 159ドルを超えたら7ドル
- 183ドルを超えたら8ドル
上記に変更、なんてやり方もできます。
今後はレートに合わせて利益幅を変更していく方向でやってみます!!
ロスカット計算
トライオートETFのロスカット計算は以下の通りです。
- 日本銘柄
ロスカットまでの値幅
=(有効証拠金-必要証拠金)÷保有口数
- 米国銘柄
ロスカットまでの値幅
=(有効証拠金-必要証拠金)÷保有口数÷円換算レート(ドル円)
・有効証拠金=証拠金預託額+評価損益

計算に必要な情報は、トライオートETFのHOMEに載っています。
1口あたりの必要証拠金は、こちらより算出する必要があります。
→インヴァスト証券:証拠金額一覧
ロスカットレートを0に設定するなら
1口あたりの必要証拠金は最低の「500円」でいいと思います。

為替レートのリアルタイムレートも確認でき
ロスカット計算が出来る項目を追加しましたので
ぜひ、ロスカットシミュレーションをご活用ください!
更に、トラリピ用のシミュレーターを改良して
トライオートETF用シミュレーターを作りました。
これで、どのぐらいポジションを持てるのか確認できます。
使い方と信憑性を紹介しているので活用してください。
Excelファイルでダウンロードできます。

必要証拠金
2020年10月時点の必要証拠金は、1ブロック約3万円。
1口=2,600円前後
(ETF価格×ドル円レート÷レバ5倍)
(正確には、前日終値から算出されるレートに依存します。)
公式シミュレーションでの推奨証拠金は1ブロック約6.5万円です!
ETFシミュでシミュレートすると
ブロック13(130~121)を6.5万円で運用すると
ロスカットレートは約71ドルになります。
これでは安心とは言えないですね。
過去の暴落を考えると
ブロック13では約15万円欲しいところです。
(ロスカットレート:0円)
下落したり、分割が発生すれば
1口あたりの必要証拠金は下がるので
もっと運用しやすくなると思います。
2020年10月時点は、1口あたり約2万円をみておけば
ロスカットはしません。
公式シミュレーション結果

まずはブロック3~6で運用を始めていきます!
(レンジ:84~33、元本:26.4万円で運用開始)
実際の運用実績は、他の運用と同じく毎週報告します!
注文方法
注文方法は、セレクトではなくビルダー機能で行います。
- シングルカスタムを使い、1刻みでポチポチするか
- マルチカスタムで一気に設定するか
どちらでも可能ですが、マルチカスタムが楽でオススメ!
公式シミュの結果はどちらも同じなので、楽な方がいいですよねw
手順




- ETFで作る
- マルチカスタム
- ナスダック100トリプル
と進み、設定画面では
- 売買:「買」
- レンジ幅:「10」
- 本数:「10」
- 数量:「1」(お好み)
- スタート価格:「130」(ブロックの一番上:例はブロック13)
- 利益幅:4.0
- カウンター値:「-4.0」
- カウンター固定に「✔」
他ブロックを注文する際は、スタート価格を変えるだけで注文できます!
ブロック一括選択を有効にする場合は
1ブロック毎にカートへ入れないといけません。
終わりに
以上が、今回運用を始める
トライオートETF:ナスダック100トリプルの設定です!
目標は年利10%!
ハイテク企業が成長を続ける限り、右肩あがりの銘柄で
更に3倍多く動くレバレッジ商品なので
自動売買でどれだけ、利益が見込めるか楽しみです!
運用しながら、実績を記録し、気づいた事は記事にしていきます!
Q&A
実際に頂いた質問を紹介します!
ロスカットレートを「0」と想定するなら
1口当たりの必要証拠金は500円でいいと考えています。
又、インヴァスト証券:証拠金額一覧PDFより
【円換算価格の範囲】が0円~2,500円の範囲だったら
1口あたり500円で計算しても問題ないかと思われます。
例:ドル円110円固定
TQQQロスカットレート:0~22ドル
ETF用自作シミュを使って行っています。
理想は
現在レートから上に10、下に20で稼働しつつ(下を厚めに)
下抜けしたら、落ち着いたあたりで稼働数を増やして行きたいんですが
欲に負けて上手いこといきませんw
下がるナイフを掴み続けて、現在125以下では見ているだけの状態です。
ブロック毎に作成する場合、ブロック毎にカート追加をしないといけません。
流れとしては
注文まで済ませて
- ロジック追加
- シミュレート
- カートに追加
これで1セットです。
一気にブロックを注文する場合は
- ブロック1を注文入力
- ロジック追加(1)
- シミュレート(1)
- カートに追加(1)
- ブロック2を注文入力
- ロジック追加(2)
- シミュレート(2)
- カートに追加(2)
- ブロック3を注文入力
- 以下、繰り返し
- 注文確定
上記のように、1ブロック毎にカートへの追加が必要になります。
公式シミュ結果は気にしなくていいと考えています。
1ブロック毎に注文をすると、ブロックによってはBADだったりGoodだったりします。
そのブロックだけを常時稼働させる訳じゃないので
基本的に気にしない方向でいきましょう!
トライオートの仕様で、全停止はできるのに
全稼働はできません。
以下の順番で稼働させてください。
- ホーム
- ブロック詳細
- 注文設定
- ポジション詳細
- 稼働状況のボタン操作
面倒なので、お客様リクエストを出して改善してもらいましょう!w
まずカウンター値とは、エントリー値から決済したあと
どのぐらい下がったらエントリーするか?という設定です。
なので、利益幅とカウンター値の和が±0でないと、どんどんズレていきます。
ですが、TQQQは為替と違い24時間動いている市場じゃないので窓開けにより平気でエントリー値もズレますw
エントリー値がズレると、利確とカウンターが設定どおり機能してもどんどんズレていきます・・・大変
その設定のズレ防ぐために、カウンター固定があります!
ズレていく流れとしては以下のようになります。
設定
エントリー:120、利確:+4、カウンター:ー4、固定:無効
- 120でエントリー(120正常)
- 124で利確(+4正常)
- 120でエントリー(-4正常)
- 125で利確(+5ズレ発生)
- 121でエントリー(-4正常)だけど設定ズレ継続
- 125で利確(+4正常)
- 121でエントリー(-4正常)
- 126で利確(+5でズレ発生)
- 119でエントリー(-7でズレ発生)
- 123で利確(+4で正常)
以上のように、エントリー値がズレていくと
せっかく1ドル刻みに設定したのに、管理がし辛く他と被る原因になります。
カウンター固定にすると流れ的には
設定
エントリー:120、利確:+4、カウンター:-4、固定:有効
- 120でエントリー(120正常)
- 125で利確(+5ズレ発生)
- 120でエントリー(120固定の為、補正)
- 124で利確(+4正常)
- 119.5でエントリー(120付近でズレ発生)
- 123.5で利確(+4正常)
- 120でエントリー(正常)
以上のように、エントリー値を固定できるのでズレても直してくれます!
例のようなズレを防ぐために
また、管理をしやすくするために
カウンター固定は有効にしておきましょう!
以下の手順で確認できます。
- ホーム
- ブロック詳細
- 注文詳細
ここでカウンター値が設定値(-4や-6など)だと固定は無効です。
カッコで囲われていれば固定が有効になっています。
((120)や(121)など)
気にならないレベルだと考えています。
為替で言うスワップみたいな金利がマイナスだと思います。
マイナススワップと言うとジワジワ効いてきそうですが、大体数円です。
運用実績を見て頂くとわかりますが、利益に対して金利の影響は大きくありません。

約2ヵ月保有しているポジションでも-24円です。(11月現在)
なので、マイナス金利は気にしなくていいレベルだと思います。
インヴァスト証券のアプリを使っています!
AppleStoreでは「トライオートFX」という名前ですが
FXもETFも両方管理できますので問題ありません!
分割とは何か記事にしました!

保有ポジションは勝手に分割してくれます。
分割後は価格が下がり、設定の稼働が停止しているので
設定の再注文が必要です!
随時追加していきます!
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