現在、運用通貨の中で1番の稼ぎを誇っているCAD/JPY(カナダドル/円)
長期的に見ても安定してレンジ相場を形成しています。
底値との距離が近いのでトラップ1本あたりの資金が少なく
トラップ本数も最多!
だから決済利益が1番多いってのもありますw
現在運用中の設定はコチラ↓

この記事ではCAD/JPY(カナダドル円)の
を紹介します!

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なぜカナダドル円なの?
- チャートが上がったり下がったり、レンジを形成しており
トラリピに向いている事 - 価格が安値側にいる為、必要な資金が少なくて済む
- 長い間買いレンジなので、プラススワップが貰える
レンジを形成している
CAD/JPYは長期的に見ても、安定してレンジ相場を形成しています。

CAD/JPY(以下:加ドル円)の最高値と最安値は以下です。
- 最高値:125.57円
- 最安値:68.42円
最高値と最安値の高低差は以下の通りです。
- 過去20年間:57円
- 過去10年間:38円
- 過去5年間:25円
チャートと過去データを見ただけでも
長い間、一定の範囲内で上下しているレンジ相場だと判断できます。
更に、年々高低差が縮まっています。
狭い範囲で動いてくれた方が
レンジ内の総推移を利益に変えるトラリピにピッタリな通貨ペアだと考えられます。
※今後も高低差が縮まっていくとは限りません。
ただ買いレンジなので全決済レンジアウト(上抜け)してもトラップ移動が容易です。
必要資金が少ない
もう一度、加ドル円のチャートを見てみましょう。

月足チャートを見ていると、動きが下範囲に集中しているのに気づきます。
大体85円前後を推移しているように見えますね!
底値が68円なので、下落したとしても20円程
有名なUSD/JPY(ドル円)だと、約110円を推移しており
底値が75円なので、下落すると約35円です。
加ドル円より約15円多いので、その分必要証拠金が多くなります。
基本推移位置が底値から近い程、最悪を想定した運用の場合
必要証拠金が少なく済み、低資金での運用が可能となります。
基本的にプラススワップレート
加ドル円を買いで持つと、プラススワップが貰えます。

2021年3月時点では、買い保有で0円ですね。
マイナスじゃないのでオッケイオッケイ!
1円のときもあります・・・本当です・・・ウソジャナイヨ
トラリピには、ハーフ&ハーフというテクニックがあります。
チャートを売りレンジと買いレンジに分けて資金効率を上げる方法です。
加ドル円のチャートを見ると半分に分けても買いレンジにいるので
長い間、スワップの影響を受けずに運用することが可能です。
基本設定解説
レンジ設定
まずは最高値と最安値から中央を求めます。

2002年~2021年の月足チャートでみると下記のようになります。
- 最高値:125円
- 中央:95円(96.5円)
- 最安値:68円
中央は切りよく95円にしました。
(設定を考えるときも、ざっくりでいいんですw)
長い間、中央より下の買いレンジにいるので
仕掛けるトラップは買いのみにします。
レートが中央より上の売りレンジに突入したら
売り設定を仕掛けるのもありだし
加ドル円から撤退し、別通貨ペアに切り替えるのもあり。
トラップを仕掛ける範囲
資金と相談し、現在レートから±5円程に仕掛けると
レンジアウトし辛く、中長期運用向きだと思います。
トラップ本数
「現在レートから±5円の範囲にトラップを仕掛けよう!」
と決めても、その範囲にトラップを均等に並べるのでは資金効率が悪い気がします。
なので、AUD/NZD同様にブロック毎に分けて設定することにします!

中央から下限までを更に分割すると
第二中央は81.5円あたりになります。
チャートを見ても、81.5円前後にいることが多いように見えるので
第二中央前後を厚めにしてもいいかもしれません。
90円付近は結構、高値な感じもするし
高値付近を掴んだまま下落すると、長期間含み損を抱える原因にもなるので
90円付近を薄めにするのもありだと思います。
利益金額
利益金額は過去のATR値を参考にしました。
→【利幅】トラリピで最適な利益幅はいくつ?
利益幅に関しては、利益に関係するだけで
損失のリスクとは関係がありません。
なので好きに弄り倒していい部分です。
自分は、1日の平均値幅から
1日の値幅で利益を確定させたいのでATR値を使っております。
利幅記事を半年毎に更新し
現在運用設定の項目も変更していますので
ぜひご覧ください!
ロスカットレート
ロスカットレートが一番重要ですね!!!
ロスカットレートあってこその
トラップ本数やレンジ、利幅など他項目だと思います。
加ドル円のロスカットレートは
- 過去最安値:68.42以下
(買い設定) - 過去最高値:125円以上
(売り設定)
68.00円とかだとより安心できるかと思います。
自分は複数通貨でリスク分散しているので
とりあえず、68.42円でシミュレートしています!
売り設定に関しては、売りレンジ未経験なので設定していません。
将来的に設定するとしたら、125円とかでいいのかな?と思っています。
設定
以上の設定に関する考えをふまえて
いくつか設定を考えてみました!!
自作シミュレーター&バックテストで想定利率と共に紹介します。
20万円
想定元本:20万円
想定現在レート:87円
バックテスト期間
- 過去13年間(2008.3/31~2021.1/6)
- 過去5年間(2016.1/4~2021.1/6)
- 過去3年間(2018.1/2~2021.1/6)
- 過去1年間(2020.1/2~2021.1/6)
- 買い設定
- レンジ幅:88~79円
- 利益幅:0.7円
- トラップ本数:10本
- ロスカットレート:66.14円
- 想定年利
①:21.27%
②:20.04%
③:13.92%
④:9.99%
想定現在レートが87円と高く、資金が20万円だったので
88~79円まで1円間隔に敷き詰めました。
注文を分割にせず、広めに敷き詰めたので
利益や入金により、トラップを追加することで複利の効果が働き
より利益スピードが上がると思います。
追加トラップを一切せず、運用した場合のバックテスト結果は上記の通り。
範囲を広くとっているので、期間が長いほど利率が良いです。
直近1年間の結果でも9.99%
注文して完全放置で年利9.99%出たので十分だと思います。
注文画面

20万円設定:注文画面

公式リスク試算結果


自作バックテスト結果
30万円
想定元本:30万円
想定現在レート:87円
バックテスト期間
- 過去13年間(2008.3/31~2021.1/6)
- 過去5年間(2016.1/4~2021.1/6)
- 過去3年間(2018.1/2~2021.1/6)
- 過去1年間(2020.1/2~2021.1/6)
- 買い設定
- レンジ幅:88~79円
- 利益幅:0.7円
- トラップ本数:16本
- ロスカットレート:67.44円
- 想定年利
①:23.20%
②:20.62%
③:13.77%
④:9.65%
想定現在レートが87円と高く、資金が30万円だったので
88~79円まで0.6円間隔に敷き詰めました。
注文を分割にせず、広めに敷き詰めたので
利益や入金により、トラップを追加することで複利の効果が働き
より利益スピードが上がると思います。
追加トラップを一切せず、運用した場合のバックテスト結果は上記の通り。
範囲を広くとっているので、期間が長いほど利率が良いです。
直近1年間の結果でも9.65%
注文して完全放置で年利9.65%出たので十分だと思います。
2020年はコロナショックで79円以下を推移した期間があるので
レンジアウトによる機会損失感も否めないです。
それでも年利9.65%なので、加ドル円は優秀だと思いますよ!
注文画面

30万円設定:注文画面

公式リスク試算結果


自作バックテスト結果
まとめ
以上が、カナダドル円(CAD/JPY)を設定するにあたっての考え方です!
- 長期的に見て、安定したレンジ相場
- 底値までの距離
- スワップの影響がほぼゼロ
トラリピを始めたら、まず加ドル円を運用せよ!ってぐらいオススメな通貨です。
トラリピは設定が同じなら、運用歴の長いベテランから始めたばかりの方まで
皆、同じ運用結果を出せます。
自分のトラリピデビューはakilog様の30万円チャレンジでした。
初めは誰かの真似でいいと思います。
実際に身銭を切って運用することで、自分なりの考えが出てくるので
そのときに設定を変更するなり、別通貨へ手を広げるなり自分好みにしていけばいいんです。
当記事でも20万円と30万円の設定をご提案していますので
ぜひ運用をしてみてから、基本設定解説を参考に改良してみてください!
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→【年利10%】トラリピとは?難しくないFX!【自動売買FX】
→【口座開設】トラリピで自動売買FXを始める!【解説】
→【新規注文】トラリピ注文のやり方!【トラリピを始める】
裁量トレードとは違い、FXの特性(レンジ相場)を利用して
利益を積み重ねるトレード方法です。
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