9/26にリリースされた、オージー・キウイ(AUD/NZD)!
AUDとNZDの相関係数は0.93
非常に似ている動きをする通貨ペアなので
狭い範囲でレンジ相場になりやすく
自動売買、最強の通貨ペアと謳われています!
もちろん、自分も運用通貨に加えるので
基本設定の考え方を解説します。
下落タイミングが他と違うので
複数通貨運用での分散効果により
大きい金額の設定を追加することができました。
下記設定を単体で運用する場合
50万円必要です。
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上記が基本となる設定です。
→設定解説へ飛ぶ
なぜAUD/NZDなのか
狭いレンジで値動きが多い通貨ペアなので
リスクを抑えやすく、リピートしやすいからです!・・・がぅ
さらに、他の通貨ペアとは下落タイミングが異なるので
複数通貨運用のリスク分散にも貢献します。
狭いレンジで値動きが多い

公式の特設ページがすごくわかりやすいので、全体的に使わせてもらいますw
他の通貨ペアに比べて、相関関数が強いため(0.93%)
狭い値幅でのレンジ相場を形成しやすい特徴があります。
狭い範囲で激しく動いてくれるなら
レンジアウト対策で設定範囲を広げなくてもいいし
設定範囲を広げなくていいってことは、資金が抑えられます。

上記画像のように、他通貨ペアと比べ
狭い範囲で動いているのが数字でわかります。

それでいて、この値動き!
他の通貨ペアと比べ、激しく動いています。

狭い範囲で激しく動く・・・
資金を抑えられ、リピートしやすい通貨ペアなので
まさに自動売買向きの最強通貨ペアです。
複数通貨運用のリスク分散になる

AUD/NZDは米ドルや円を挟まない通貨ペアなので
有事の米ドル買いや、リスク回避の円買いなどの影響を受けにくいです。
確かに、設定を考えながらシミュレートしてみると
他の通貨ペア最安値への影響はそこまで大きくなく
複数通貨運用の助け合いで、大きな設定を運用することができました。

2020年9月28日~2021年7月1日まで
売買スワップ0キャンペーンもやっています。
そもそも1万通貨あたり
- 売り:-5円
- 買い:-10円
なので特に気にしていません。
ドル円や、NZドルドル、豪ドルドルに比べたら無いようなものです。
基本設定解説
レンジ設定
まずは、最高値と最安値から中央を求めました。

2002年から2020年の月足チャートでみると下記のようになります。
- 最高値:1.380(1.400)
- 中央:1.200
- 最安値:0.998(1.000)
大体1.400~1.000で推移しているので、中央は1.200
過去7年では、1.14~1.00あたりを推移しているので
現在は買いレンジ!
買いのみで、トラップを仕掛けるレンジ(範囲)は
- 買い:1.200~1.000
とします。
トラップ本数
ただ、1.200~1.000に等間隔で並べたら資金効率が悪いので
ブロック毎に分けて設定することにします。

表示を過去7年にすると、1.200~1.140あたりには殆ど来ていませんね。
このゾーンには正直仕掛けなくてもいいと思いますw
来たときは、全決済レンジアウトだから評価損0だし
その時に考えればいいじゃん!ってのでもあり。
ただ、自分の場合は買いレンジを埋めたかったので
トラップ値幅を広めにして仕掛けることにしましたw
- 最上段
レンジ:1.200~1.136
本数:9本
トラップ値幅:0.008
ここから下が、今後メインとなるゾーンです。

過去7年は1.140~1.000を推移しているので
更に分割して考えます。
- 過去7年高値:1.143(1.140)
- 第二中央:1.070
- 最安値:0.998(1.000)
第二中央が1.070なので、大体ここに戻ってくるのかな。
前後0.01をコアレンジとし、トラップを密集させて
0.01より先をサブレンジとして、少し広めに設定しました。

こんな感じw
中段(コアレンジ)を上段と下段(サブレンジ)で挟みました。
- 上段
レンジ:1.128~1.088
本数:11本
トラップ値幅:0.004 - 中段
レンジ:1.086~1.058
本数:15本
トラップ値幅:0.002 - 下段
レンジ:1.056~1.036
本数:6本
トラップ値幅:0.004
最後に残った、最下段
このゾーンにもなかなか来てくれません。
ですが、来たときには大体2~3週間程で第二中央に戻っているようです。
まさにお宝ポジション!
少し広めに仕掛けることにしました。
- 最下段
レンジ:1.032~0.996
本数:7本
トラップ値幅:0.006
トラップ本数まとめ
- 最上段
レンジ:1.200~1.136
本数:9本
トラップ値幅:0.008 - 上段
レンジ:1.128~1.088
本数:11本
トラップ値幅:0.004 - 中段
レンジ:1.086~1.058
本数:15本
トラップ値幅:0.002 - 下段
レンジ:1.056~1.036
本数:6本
トラップ値幅:0.004 - 最下段
レンジ:1.032~0.996
本数:7本
トラップ値幅:0.006
トラップ本数:合計48本
利益金額(NZドル)
利益幅は過去のATR値を参考にしました。
→【利幅】トラリピで最適な利益幅をいくつ?
AUD/NZDの利幅は
— Yagisan82🐐兼業投資家【442万円運用中】 (@yagigoat2) September 16, 2020
下でレンジを始めた2014-2020だと
・0.005958
2020/9-2019だと
・0.004736
1,000通貨×0.005958
まずは6NZドルでやってみようかな
Investing.comから日足データをDLして算出。
→参考元(Investing.com AUD/NZD)
直近1年では、0.004ですが
1.140~1.000で推移している期間では、0.0059だったので
0.0059を採用!
- 利益幅:6NZドル(0.0059×1,000通貨)
ただ、これは最上段~下段まで
最下段は、滅多に来ないけど約2~3週間で第二中央まで戻っているので
- 利益幅:50NZドル(最下段のみ)
(1.070付近で決済)
としました!
ロスカットレート
後に持ってきましたが、一番重要な部分です。
コロナショックでの0.998が最安値なので
今後、もっと落ちる可能性があります。
なんとなく・・・
最安値が直近だと怖いなって感覚があるので
ロスカットレートはもっと下の0.950
ロスカットレート:0.950
注文画面




注文画面と注文チャートは上記となります。
バックテスト結果
当ブログ経由でのトラリピ口座開設特典
複数通貨運用シミュ(バックテスト機能付き)でテストしました。

複数のブロックに分かれているので
ポジション欄を4つ使いました。
過去5年分の日足を使用(マネスク:ヒストリカルデータ)
(2015/9月~2020/12月)
結果は
累計利益:+531,930円
年平均:+100,877円
・・・わーお
他の通貨が腰を抜かすレベルの利率
元本:50万円で、年間利益:10万円だと
年利:20%ぐらい?
月利:1.7%かな。
運用実績が楽しみです!!
まとめ


以上が、2020年9月28日から稼働開始する
オージー・キウイ(AUD/NZD)の基本設定に対する考え方です。
上記の設定を単体で運用する場合は、50万円必要になります。
初めから、予算を決めて設定を考えたのではなく
ロスカットレートを決めてから
現在運用中の7通貨ペアとの最安値タイミングなどを見て
値幅や本数を決めて行ったので、結果的に50万円になっただけです。
(単体運用で50万円必要なだけで、追加資金なし)
複数通貨運用シミュレーターと、Tradingviewで考えられるので
ぜひご活用ください!
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→【年利10%】トラリピとは?難しくないFX!【自動売買FX】
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裁量トレードとは違い、FXの特性(レンジ相場)を利用して
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→【2021年版】トラリピ設定&実績一覧【6通貨】
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Q&A
10/5~10/9まで開催された
「【限定5日間】AUD/NZDクイック相談ルーム」にて
回答して頂いた問を掲載します。
AUD/NZDの変動要因は、各国の政策金利に影響されます。
アメリカが2023年まで利上げを行わない見通しを示しましたので
他政策金利も大きく動くことはないのではないか。
そうすると、AUD/NZDは現在のレンジ幅で3~5年は推移すると考えられる。
(1.00~1.14)
又、NZより豪州のほうが先に利上げをする可能性が高いため
豪ドル高/NZドル安になり、下落より上昇する可能性のほうが高い。


豪州の中央銀行(RBA)は
「政策金利を0.10%まで下がる可能性があるが、マイナス金利を導入する可能性は非常に低い」
一方、NZの中央銀行(RBNZ)は
「必要に応じて経済支援のため追加金融政策手段のパッケージを積極的に準備している。その中には、マイナス金利の導入も含まれる」
上記の発言のように、政策金利が下がったとしても豪州よりNZが下回る可能性が高いので
現在のAUD/NZD下限は底堅いのではないか。
やはり下落より上昇の可能性が高いと考えられます。
以上、マネスク回答
(マネスクの回答では、下落する可能性は低いとのこと
ロスカットレートを0.95は下過ぎたかな?w
最低でも3年、長くて5年は現在レートを推移する見通しみたいなので
2~3年は攻めた設定でも良いのかもしれませんね!)
直近のATRで見ると、5NZドルあたりかと思われます。
以上、マネスク回答
(公式でATRを一つの参考値としてあげていました。
ATRは日々変化するので、参考値として使うか
こまめなメンテナンスをして最適化する必要があると思います。
自分は「AUD/NZDの見通し」での回答を参考に
3年~5年、現在のレートを推移すると仮定して
2014~2020年のATR値である、6NZドルを継続してみます。)
他に、こんな質問をして回答頂きました!ってのがあれば
教えて頂けると嬉しいです!
マネースクエア公式の質問集動画が公開されました!
動画時間:15分17秒
音が出るので、音量にご注意ください。
動画の質問内容は
- 利益金額が円ではなくNZドルなので、よくわかりません
(1分47秒) - 利益金額はどのくらいに設定すればいいですか?
(4分03秒) - 売りトラリピと買いトラリピを同通貨ペアで設定する場合、必要な証拠金はどうなりますか?(ハーフ&ハーフの説明)
(6分35秒) - どんな要因で相場が動くのでしょうか?
(9分40秒) - オージーキウイの情報収集はどうすればいいですか?
(12分02秒)
以上の内容でした!
②と④は自分が回答頂いたQ&Aですね。
②の利益金額については、リアルタイムでの回答と違っていました。
利益金額が小さければリピート回数が多くなり、パフォーマンスが上がるので
オススメは1.5NZドルとなっています。
気になる方は動画をご覧ください!!